初めて作ったカスタムiem
ドライバーはKnowles RAB-32257を使用しています
UVレジンはセリアのハードタイプ
シェル内部が白くなっていることを放置してしまったことが最大の失敗です。
せめてレジンを薄塗りして白みを消す処理をしてからフェイスプレートをはるべきでした。
それをしなかったのは、終盤、もう全部今日中に終わらせようとしたためです。
無理をせず、毎日少しずつ作業すべきだと思いました。
組み立てラボさんの螺鈿フェイスプレートのかっこよさに魅了されて作りました。
螺鈿の美しさを強調するため黒フェイスプレートを作り、その上に螺鈿を貼り透明レジンをのせました
螺鈿をCIEMに用いる方はカッターで切れる螺鈿シートがオススメです
これはとても良いです
普通の螺鈿はカッターで切ると、筋に沿って割れます
思い通りに加工するのは困難です
この作品は普通の螺鈿を使用しており、根性で完成させました
着色はVitrailのsky blue とblackを用いました
本体を薄く青くすることでガラスらしさを出すことを目指しました
粉状ではなく液状の染料を用いたのは正解でした
とはいえ、シェル内面が汚いため曇っています
また黒はフェイスプレート用です
しかし黒は透過しづらく、光重合が進みませんでした
20分ほどUVを照射しても、硬化するのは3mmのプレートの外側1mmのみで、中は柔らかいままでした
そのため薄膜を積層する方式に変更しました
これでうまくいきました
黒いプラスチック板を用いる手もありますが、本体とプレートを別素材で作るとなじみが悪くなる(気がした)ので同じ素材で作りました
おかげで接合部が非常に滑らかです
また、レジンに色を混ぜた後は脱気の必要があります
そこで猫とDIYさんを参考に脱気装置を買いました
これは型取り材の脱気など、CIEM作成のあらゆる場面で活きています
しかしこれは、おひつにピストンを強く押しつける必要があります
押し付けながらピストンするのは手首に非常に負担がかかります
テニス経験があってもきついです
何度もやってると腱鞘炎になりそうです